スラリー セミナー

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スラリー セミナー

「なぜスラリーの取り扱いで問題が発生するのか」
「スラリー化および均質化,最適化」
通算7回目:毎年1回、5月に開催している好評セミナーです


スラリー
の分散状態制御と評価技術

講師

兵庫県立大学 大学院工学研究科
  化学工学専攻 准教授 博士(工学) 佐藤根 大士 先生

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

2008年3月 名古屋大学大学院工学研究科 博士課程後期課程修了,博士(工学)
2008年10月 名古屋大学エコトピア科学研究所 研究員
2009年4月 名古屋大学大学院工学研究科物質制御工学専攻 研究員に異動
2010年4月 兵庫県立大学大学院工学研究科 助教
2016年4月 兵庫県立大学大学院工学研究科 准教授

→このセミナーを知人に紹介する

日時・会場・受講料

●日時 2019年5月16日(木) 10:30-16:30
●会場 [東京・駒込]滝野川会館4階401 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

セミナーポイント

■講師より
固液分散系スラリーは、セラミック成形をはじめとする材料プロセスから、製薬、食品、化粧品、排水処理に到る幅広い分野で用いられています。たいていのプロセスはスラリー調製からスタートすることから、スラリーを適切な制御が最終製品の品質向上につながることは経験的に広く知られていますが、明確な基準が存在するわけではないため、それぞれのプロセスで、試行錯誤を繰り返して目的に合った分散状態に調製することになります。しかしながら、せっかく調製法を確立しても、原料が少し変わるだけで毎回試行錯誤が必要となることに加え、場合によっては粒子と媒液の混合比、pH、添加剤の種類や使用量などの様々な条件を合わせてスラリーを調製しても、全く異なる特性を持つスラリーができ上がることが珍しくありません。これは、調製条件だけでなく、添加剤の保管状況、スラリー調製から実プロセスで使用するまでにどのような過程を経たかといった、非常に多くの因子がスラリー特性に影響を及ぼすためです。また、調製後のスラリー評価にも、流動性、粒子集合状態、充填特性といった様々な評価法が存在することから、適切な評価法を使用しないと、スラリー評価の意味が無くなってしまいます。
そこで本講では、様々なスラリー分散法、スラリーの分散安定性に及ぼす様々な因子、種々のスラリー特性評価法について、実際の評価結果を用いて解説し、スラリー分散技術に関する基礎から応用、最新動向について紹介します。また、これまでに受けた相談とその対応についても紹介します。

▽受講特典:『基礎スラリー工学』(丸善出版)をセミナー当日に進呈

■受講対象
 ・スラリーを取り扱っている技術者、研究者
 ・スラリーについてのトラブル・疑問を抱えている方々
 ・二次電池材料、ナノコンポジット関連の技術者、研究者
 ・粉体と液体の混合物(化粧品,セラミックスなど)を取り扱う技術者、研究者
 ・水処理プロセスに関わる技術者、研究者

■受講することで得られる知見、習得できること
 ・スラリーの分散特性に関する基本的知見
 ・スラリー調製技術に関する理解
 ・スラリー評価法の理解、データ解析
 ・スラリーについてのトラブル解決指針

▼過去の同講師セミナー受講者の声
「充実していて大変有益でした」(触媒開発)
「試作したスラリーについて何がどうなっていれば優れているのか、について理解が深まりました。ありがとうございました」(製造・開発)
「自社のスラリー製品の品質向上・改善の目的で参加しました。とてもためになりました」(セラミックス開発)
「基礎理論、原理から学べて面白かった」(化学・研究開発)
「非常にわかり易く、有益でした」(生産技術)
「スラリーの評価方法を知りたくて参加。粒子径分布に関する考え方が特に興味深かった。分かりやすくて良いセミナーでした」(固液分離・技術開発)
「分散性(凝集)の評価方法など業務に活かせそうです。ありがとうございました」(品質安定・研究開発)

セミナー内容

1. スラリーに関する基礎知識
 1-1. スラリーを取り扱うプロセス
 1-2. 微粒子をスラリーとして取り扱う理由
 1-3. なぜスラリーの取り扱いで問題が発生するのか
 1-4. プロセスで重要なスラリー特性の違い

2. 粒子の特性
 2-1. 粒子のサイズ(粒子径),比表面積,密度
 2-2. 粒子径分布測定,粒子の構造

3. 粒子と媒液の界面の理解
 3-1. 粒子と媒液の界面
  3-1-1. 粒子と媒液の親和性
  3-1-2. 溶媒和(水和)
  3-1-3. ぬれ性
 3-2. 粒子の帯電
  3-2-1. 帯電機構
  3-2-2. 電気二重層
  3-2-3. ゼータ電位測定
 3-3. 分散剤(界面活性剤)の吸着
  3-3-1. 界面活性剤
  3-3-2. 吸着機構
  3-3-3. 吸着量の測定
  3-3-4. 分散剤の選び方

4. 粒子間に働く力と粒子の分散・凝集
 4-1. DLVO理論
  4-1-1. 静電ポテンシャル
  4-1-2. ファンデルワールスポテンシャル
  4-1-3. 全相互作用(DLVO理論)
 4-2. 吸着高分子による作用
 4-3. その他の相互作用と吸着高分子による作用とその測定法
 4-4. 粒子の分散・凝集の原理
 4-5. 凝集機構と凝集形態
 4-6. さまざまな分散・凝集状態の評価法とその原理

5. スラリーの流動特性と評価
 5-1. 流動挙動の種類(流動曲線)
 5-2. 流動性評価法
 5-3. 流動性評価の実例
  5-3-1. 流動特性評価結果
  5-3-2. 使用機器による評価結果の違い
  5-3-3. 使用機器による違いの補正

6. スラリー中の粒子の沈降挙動と充填特性評価
 6-1. 粒子の沈降堆積挙動
 6-2. 堆積層の流動性評価
  6-2-1. 堆積層の流動性と固化
  6-2-2. 堆積層の固化防止
 6-3. 重力、遠心沈降による評価
  6-3-1. 重力、遠心沈降試験の測定原理
  6-3-2. 試験結果の実例
 6-4. 沈降静水圧法による評価
  6-4-1. 沈降静水圧法の原理
  6-4-2. 測定結果の実例と結果から予測できるスラリー特性
 6-5. 粒子径分布測定による評価
  6-5-1. 様々な粒子径分布測定法とその問題
  6-5-2. 測定結果の実例
  6-5-3. 高濃度スラリーの粒子径分布直接測定

7. スラリー調製
 7-1. スラリー化および均質化,最適化
 7-2. さまざまなスラリー調製技術

8. スラリーの分散状態および充填特性評価の実例
 8-1. 分散剤添加スラリー中の溶存イオンの影響
 8-2. スラリー特性の経時変化
  8-2-1. スラリー中の分散剤の状態
  8-2-2. 分散剤の吸着形態の評価法
  8-2-3. 分散剤の吸着形態が分散安定性に及ぼす影響
  8-2-4. 加速試験による経時変化発生の確認
  8-2-5. スラリーの分散状態の変化を防止するには
 8-3. 非水系スラリーの評価(リチウムイオン二次電池電極材料)
 8-4. 多成分系スラリーの評価(リチウムイオン二次電池電極材料)
 8-5. 過去に受けた相談とその解決例

9. まとめと今後の展望,応用例

<質疑応答・名刺交換・個別相談>

セミナー番号:AC190503

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