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書籍|実務で使える接着技術

実務で使える接着技術


著者

畠山技術士事務所 所長 畠山 晶 著

【経歴】
 1980 年 富士写真フイルム(株) 入社
 2013 年 富士フイルム(株) 退社
 2013 年 畠山技術士事務所設立
 現在に至る。

高機能フィルム(光学フィルム、太陽電池用フィルム、写真フィルムを中心)の要素研究と商品化研究を30 年間経験した。これらの対象はいずれもポリマー基材に塗布層を塗布した高機能塗布フィルムである。現在は技術士として、企業の高機能フィルム、塗料、プラスチック製品、電気自動車部材等の開発の支援や接着、高機能塗布層設計に関する講演等を行っている。

【専門】
  ・ 接着技術 ・ 塗布層の素材 ・ 高機能塗布層の設計

発刊・体裁・価格

発刊  2020年7月27日  定価  39,600円 (税込(消費税10%))
体裁  B5判 185ページ  ISBN 978-4-86502-194-3   →詳細、申込方法はこちらを参照

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実務で使える接着技術 書籍

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本書のポイント

★様々な製品に応用される接着技術をわかりやすく学べる。
★学ぶ前に必要な基礎知識から、理論と実務上における数値の違いへの対処、実務上困難な計算が必要な時の代替案なども
★接着改良に有効とされている架橋技術の実際の効果や表面処理・下塗りの具体的な方法とそれによる強度の違いも解説。

▼初心者や接着を専門外とする技術者も1から学べる!
 接着技術は様々な製品に使われるため、専門外の方も知識が必要となっています。
 それに対応すべく、『接着』を学ぶのに必要な前提知識から接着の基礎理論、理論と実際の違いまでわかりやすく解説。

▼理論と実務の違い
 どれだけ環境を整えても生じてしまう理論と結果の差にどう対応していくのか、何が原因で数値に差が出てくるのかを理解できる

目次

第1章 接着を考えるための準備

1. 接着すること
 1.1 界面をくっつけるメカニズム
  (1)機械結合説
  (2)相互拡散説
  (3)静電気説
  (4)2次結合説
 1.2 現在の考え方
 1.3 界面の接着改良の考え方
2. 考えるサンプルの形状
 2.1 考えるサンプルの形状
 2.2 基材
 2.3 塗布層
3. 剥離方法と剥離力の評価法
 3.1 いろいろな剥離方法
 3.2 ピール剥離の評価法
  (1)引っ張り試験
  (2)クロスカット法
4. 剥離面と剥離部の形状
 4.1 剥離の形態
 4.2 界面剥離
 4.3 塗布層の凝集破壊
 4.4 基材の凝集破壊
 4.5 スティックスリップ
 4.6 剥離箇所の変化


第2章 界面化学

1. 接着と界面化学
2. Youngの式
 2.1 Youngの式
 2.2 塗布サンプルのYoung式
3. 表面エネルギーと界面エネルギー
4. 界面エネルギーの表し方
 4.1 界面エネルギーを表す式
 4.2 界面エネルギー式の補正
 4.3 Good-Girifalcoの方法
  (1)Good-Girifalcoの式(G-Gの式)
  (2)Sell-Neumannの方法(S-Nの方法)
 4.4 Fowkes-Owensの方法
5. 固体の表面エネルギーの求め方
 5.1 固体の表面エネルギー
 5.2 畑らの方法
 5.3 Fowkes-Owensの方法
6. 臨界表面張力
7. 親和性
 7.1 親和性
 7.2 親和性の求め方
  (1)溶解性による方法
  (2)Smallの計算による方法
  (3)Fedorsの計算による方法
8. 濡れ
9. 剥離仕事
 9.1 剥離仕事
 9.2 剥離仕事の求め方


第3章 接着の最適条件

1. 接着の最適条件
2. 剥離仕事と実際の剥離力
 2.1 剥離仕事と実際の剥離力
 2.2 Andrewsの実験とSchulzの実験
3. 剥離力の理論式
4. 界面化学から見た最適な塗布層
 4.1 剥離仕事と実際の剥離力
 4.2 いろいろなデータ
 4.3 界面化学的な接着の最適条件
 4.4 剥離仕事が極大
 4.5 基材と塗布層の表面エネルギーが等しい
 4.6 界面エネルギーが極小
 4.7 濡れ性が極大
 4.8 基材と塗布層の親和性が等しい
 4.9 従来の最適条件の相互の関係と最適条件


第4章 表面処理と下塗り

1. 基材の表面処理と下塗り
2. 基材の表面処理
 2.1 基材の表面処理
 2.2 ポリマー基材の表面処理
3. 表面処理の例
 3.1 ポリマー基材の表面処理法
 3.2 コロナ処理
 3.3 プラズマ処理
  (1)プラズマ処理(真空プラズマ処理)
  (2)プラズマ重合
  (3)プラズマ開始重合
 3.4 大気圧プラズマ処理
 3.5 紫外線処理
 3.6 火炎処理
 3.7 イトロ処理
 3.8 薬品処理
 3.9 プライマー処理
 3.10 研磨処理
 3.11 表面処理を用いる場合の注意
4. 基材の下塗り
 4.1 下塗り層
 4.2 下塗りの種類
 4.3 下塗り層と基材の接着
 4.4 下塗り層を用いる時の注意


第5章 架橋の形成

1. 架橋による接着改良
2. 界面1次結合
 2.1 界面1次結合の種類
  (1)基材と塗布層のバインダーにそれぞれ異なる官能基を導入し、これらを反応させる方法
  (2)基材の官能基と塗布層の官能基を架橋剤で結ぶ方法
  (3)塗布層の官能基、基材の官能基と反応する二種類の官能基を持つ化合物を用いる方法
  (4)塗布層と基材への拡散や吸着を用いる方法
 2.2 界面1次結合の効果
 2.3 2層系の場合の界面1次結合
3. 塗布層内の層内架橋
 3.1 層内架橋の形成方法
 3.2 層内架橋の効果
4. 架橋の形成方法
 4.1 架橋の形成
 4.2 架橋剤による架橋形成
  (1)イソシアネートによる架橋
  (2)エポキシによる架橋
  (3)オキサゾリンによる架橋
  (4)カルボジイミドによる架橋
  (5)メチロールによる架橋
  (6)ヒドラジドによる架橋
  (7)アジリジンによる架橋
  (8)アセトアセトキシによる架橋
  (9)シラノールによる架橋
  (10)金属架橋
  (11)吸着を利用した架橋
  (12)架橋剤使用の例
  (13)架橋剤使用上の注意
 4.3 シランカップリング剤による架橋
 4.4 過酸化物による架橋
 4.5 光による架橋
 4.6 電子線や放射線による架橋


第6章 剥離力に影響する要因とこれを利用した剥離力改良

1. 実際の界面剥離力に影響する要因
2. 界面剥離力に影響する要因
 2.1 界面剥離力に影響する要因
 2.2 塗布層のバインダー種
 2.3 塗布層の極性基
 2.4 塗布層のバインダーの分子量
 2.5 塗布層のバインダーの分岐
 2.6 塗布層の可塑剤
 2.7 塗布層のフィラー
 2.8 塗布層の界面活性剤
 2.9 塗布層のポリマー
 2.10 塗布層の厚み
 2.11 塗布層の粘弾性
 2.12 塗布層の内部応力
 2.13 基材の表面粗さ
 2.14 基材の結晶性
 2.15 基材表面のWBL
 2.16 濡れ不良
 2.17 水分の影響
 2.18 剥離方法と剥離速度


第7章 凝集破壊

1. 凝集破壊
2. 塗布層の凝集破壊
3. 基材の凝集破壊

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