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植物工場
−生産植物の選定のための考察−
著者
明治大学農学部 農学科生産システム学研究室 准教授 博士(農学) 池田 敬 氏
発刊・体裁・価格
発刊 2012年5月29日 定価 5,250円(税込)
体裁 A4判変形 26ページ オールカラー
書籍 または PDF(CDROM)版にて提供(申込時にご選択下さい)
ISBN 978-4-905545-54-5(書籍)
ISBN 978-4-905545-55-2(PDF版)
※複写・配布、無断転載は固くお断り致します。
※本書はメール便(ヤマト運輸)による発送となります。

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本書のポイント
植物工場を始める/経営するにあたり、どういった植物を選択し栽培していけばよいか?
生産植物の選定に際し、抑えるべきポイントや勘案点を、植物の観点から考察した一冊!
・「単価がある程度安くても大量に生産する戦略」と「少量となっても単価の高いものを生産する戦略」
・植物の成長を早めるには? 細胞体積が増加するために必要なものとは?
・各種野菜の光合成特性値
・各種生育ストレスの解説
弱光・高温・水(湿潤、乾燥)・養分欠乏/過剰/養分バランス・炭酸ガス欠乏/湿度・無風・振動/接触
・群落(植物と植物の間をどれぐらい空けるか)や転流(糖を必要とする部位に移動させること)について
著者より
植物工場、特に完全人工光型植物工場においてどのような生産物を出していくかを考えた場合、植物工場という特殊な環境及びどういった経営を行うか考えた上で選抜する必要がある。
本著では植物工場の技術的な紹介・解説ではなく、経営的に生産物の生産をどう考えていくか及び完全人工光型植物工場環境において植物がどういった影響を受けるのかを、植物の面から考察している。
目次
→掲載見本
はじめに
1. 植物の面から見た植物工場における生産の方向性
2.単価がある程度安くても大量に生産する
2.1 植物生長と植物工場内環境ストレス
2.2 植物の成長生理
3. 少量となっても単価の高いものを生産する
3.1 栽培技術などにより他では生産できない高濃度に栄養成分を含むものを生産する
3.2 露地ではその時期にできない(市場にない)ものを生産する
4. 完全人工光型植物工場における植物種選択
5. 明治大学植物工場基盤技術研究センターの基本コンセプト
4.1 都市隣接型植物工場
4.2 エネルギー消費型植物工場から省エネルギー・ゼロエミッション型植物工場へ
4.2.1 生産コストの縮減(初期施設イニシャルコスト、ランニングコスト)
4.2.2 無殺菌・無洗浄で利用できる生産物生産システムの構築
4.2.3 電力エネルギー(火力発電)大量消費の縮減による低炭素社会への取り組み
4.3 農商工連携モデルとしての植物工場
おわりに
参考文献