ポイントを押さえた役立つ解説!
粉砕・分級技術
〜基礎からトラブル対策まで〜
発売/収録日時
発売 2009年8月
収録日時 2009年6月8日
ポイント
電子、航空・宇宙、エネルギー、医療などの各先端技術分野に新しいシステムとして実現している新素材は、ファインセラミックス、新金属材料、高分子材料、電池・ 電子材料、複合材料などで、いずれも原料素材や中間素材の調合合成により誕生した材料である。この新素材の多くは、その原料素材や中間素材は粉体であり、その製造プロセスの中に粉づくりのプロセスが存在し、高いレベルの粉体処理技術が求められている。
それは「最終製品の品質を決める鍵は原料粉体である。」とまで言われるほど、原料素材や中間素材の粉体の性状が最終製品の性能や信頼性に影響を及ぼすことが多いためであろう。これらの原料粉体の処理プロセスにおける粉砕、分級、造粒、乾燥 や、成形プロセスにおける配合、混合、分散、混練、成形などの操作は、材料開発を進めて行く上で必要な粉体技術である。現在、粉体処理技術の重要性が世界的に認識され、着々とその地位を固めつつあるのはそのためと思われる。
これら原料素材(粉体)の粒度を調整する手法として代表的なものに粉砕・分級がある。特にサブミクロン粒子製造という場合には、粉砕機に対しては1 μm以下の粒子を可能な限り多く、短時間に、なおかつエネルギーコストがかからぬよう製造するとい う技術が要求される。また、分級機に対しては、粉砕後でも残留する数μm以上の粗大粒子を正確に収率良く除去するという厳しい条件が要求される。石臼に始まり、今まで、各種 粉砕機・分級機に多くの技術が提案され、硬い物質をいかに、効率よく、できるだけ細かく粒 度調整するという技術はかなり進んできた。しかし、樹脂粉・繊維状物質・金属粉などの粉砕しにくいものを目的の粒度に粉砕するという技術はまだまだ越えるべきハードルが多い。
このDVDでは、粉砕・分級技術にスポットを当て、基本の考えから実際の応用例までを説明する。
★講演中のキーワード:
粉砕、分級、閉回路粉砕、球形化、トナーアフターマーケット、サブミクロ ン、ナノテクノロジー、ハイブリッド超微粉、セラミックス、金属粉、粉体塗料
講師
トリプルエーマシン株式会社 (AAAmachine Japan, Inc.)代表取締役 工学博士 石戸 克典 先生
※元・日清エンジニアリング株式会社(〜平成18年)
収録内容
● はじめに
・ トナーの製造技術
・ 粉体技術と粉体塗料製造技術
・ 金属粉の製造技術
● 分級技術についての考察
・ 各種の分級機の種類と選定
・ ファインセラミックスと粒度分級
・ サブミクロン分級の問題点
● 粉砕技術についての考察
・粉砕機の種類と選定
− 気流粉砕機(ジェットミル)
− 媒体撹拌式ミル
− ボールミル
− 竪型ロールミル
− 機械式粉砕機
● ハイブリッド化についての考察
・ ハイブリッドシステムの種類と選定
− 技術のコンセプト
− スーパーハイプリッドミルの構造と性能
● 各種超微粉粉体材料の製造技術に関する考察
・ 粉体塗料に関する考察
− 粉体塗料の粉度分布と塗装面の関係
− 微粉粉体塗料の今後の課題
・ トナーに関する考察
・ 金属粉に関する考察
− 機械式粉砕機の適用
− 分級機の適用
● まとめ