製薬用水とその管理 書籍

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出版物

製薬用水の全てが理解できる!

製薬用水とその管理

執筆者

野村マイクロ・サイエンス(株)
布目技術士事務所 布目 温 先生

発刊・体裁・価格

発刊  2013年4月25日  定価  28,000円 + 税
体裁  B5判ソフトカバー 243ページ  ISBN 978-4-86502-007-6  詳細、申込方法はこちらを参照

→配布用PDFパンフレットを見る

本書のポイント

<こんなことが理解できる>
 〇製薬用水と水質管理の「きほん」
 〇水に含まれる不純物
 〇水処理基礎として、ろ過・膜分離・蒸留器
 〇汚染防止とリスク管理
 〇デッドレグの物語
 ○製薬用水へ要求されるもの
 〇原水の選択と前処理
 ○精製水・注射用水の製造
 ○貯槽と配管
 〇水質検査から水質測定への流れ
 ○USPの大きな改正
 ○JP16改正の骨子
 ○導電率測定
 ○TOC測定
 ○バリデーション
 ○水システムとCSV(コンピュータ化システム・バリデーション)
 ○注射用水製造フローの変遷
 ○精製水装置のケーススタディ
 ○RO膜とUF膜比較
 ○細菌管理と生菌数試験法と無菌試験法
 ○蒸留器のチャレンジテスト結果
 ○実稼動装置の水質調査例
 ○GMPと国際調和
 ○PIC/S加盟後の方向性
 ○3極調和とWFI製造方法の差異

<本書のポイント>
 本書では、「製薬用水とは何か?」について、製薬用水へ求められるもの、製薬用水の製造法、製薬用水システムの管理について大事なこと、製薬用水に関して今何が問題なのか?製薬用水に関する、すべての情報を、整理してゆきます。

目次

第1章 はじめに製薬用水を知ろう
1. 製薬用水って何?
 1.1 精製水
 1.2 純水と超純水
 1.3 精製水と用途
 1.4 精製水と不純物
 1.5 精製水製造装置
2. 何が不純物なのか?
 2.1 不純物とは
 2.2 原水中の不純物とは?
  2.2.1 Particles
  2.2.2 Dissolved Gas
  2.2.3 Inorganic- ION
  2.2.4 Organic- ION
  2.2.5 Microorganism
  2.2.6 Pyrogen
 2.3 常水基準における不純物
 2.4 不純物低減
3. 水質管理とは
 3.1 品質管理と水質管理
 3.2 容器入りとバルク水の区別
 3.3 サンプリングについて
 3.4 理化学試験とモニタリング
 3.5 精製水の水質管理
 3.6 注射用水の水質管理
 
第2章 水処理はろ過から始まった
1. ろ過について
 1.1 ろ過器の種類
 1.2 ろ過器の洗浄
 1.3 外部洗浄式ろ過器
 1.4 通水速度とろ材
2. 膜分離について
 2.1 膜分離と問題点
 2.2 ろ過膜のタイプ
 2.3 ろ過滅菌
 2.4 ろ過滅菌用膜の問題点
 2.5 膜試験方法
 2.6 膜洗浄法と殺菌法
3. 蒸留って何?
 3.1 分離器として蒸留器
 3.2 蒸留器の構成
 3.3 飛沫同伴防止

第3章 汚染防止とリスク管理
1. 製薬用水で大事なこと
2. 製薬用水のリスク管理
3. 汚染要因について
 3.1 原水由来
 3.2 装置由来
 3.3 外部由来

第4章 デッドレグって何?
1. デッドレグその1
 1.1 デッドレグとの遭遇
 1.2 LVP製造用蒸留器
 1.3 FDA CFR212の記述
 1.4 FDA GUIDE TO INSPECTION の記述
 1.5 無菌管理対象水ラインへの査察
2. デッドレグその2
 2.1 6dから1.5dへ
 2.2 WHO GMP Annex3 の記述
 2.3 6.5.3 Biocontamination control techniques項記述
 2.4 デッドレグ基準の起点
3. デッドレグその3
 3.1 ISPE BaselineR Guides の記述
 3.2 起点の違いと提案
 3.3 なぜ液溜まり部を避けねばならないのか?
 3.4 ASME BPEによるデッドレグ記述
 3.5 WHO GMP 1.5dルール制定背景
 3.6 基準値制定への意見
 
第5章 原水の選択と製薬用水への要求水質
1. 常水と原水選択
 1.1 常水 Water
 1.2 基準項目増大の背景
 1.3 水道法と水質基準
 1.4 水道法50項目内容について
 1.5 従来純度試験項目との比較
 1.6 食品衛生法における水質基準と常水との関係
 1.7 原水の変動の把握
 1.8 井戸水選択時の対応
 1.9 水道水選択の対応
2. 製薬用水への要求水質
 2.1 注射用水へ求められるもの
 2.2 精製水へ求められるもの
 2.3 水システムへ求められるもの
 
第6章 精製水システムの構成としくみ
1. 水システムの構成と前処理について
 1.1 前処理について
 1.2 前処理装置構成
 1.3 ろ過
 1.4 凝集
 1.5 精密ろ過
 1.6 活性炭
 1.7 除鉄
2. 精製水装置の構成単位機器
 2.1 イオン交換樹脂
 2.2 RO(逆浸透)
 2.3 電気透析
 2.4 脱炭酸塔

第7章 注射用水の製造
1. 蒸留器
 1.1 注射用水製造用蒸留器とそのリスク
 1.2 分離器としての機能
 1.3 蒸留器の役割
 1.4 蒸留器の構成と汚染ポイント
 1.5 飛沫同伴と水滴・微粒子除去
 1.6 代表的な蒸留器(Distiller)
 1.7 機械圧縮式蒸留器(Mechanical compression distiller)
2. 超ろ過について
 2.1 注射用水製造と膜利用
 2.2 膜法による無菌化技術とその問題点
 2.3 無菌化ろ過としてのRO膜
 2.4 無菌ろ過としてのUF膜
 2.5 UF膜が優れる理由
 2.6 UF膜水と蒸留水の違いはあるか?
 
第8章 貯槽と配管
1. 貯槽
 1.1 製薬用水と貯槽
 1.2 貯槽設置の目的
 1.3 貯槽容量の決定
 1.4 貯槽の汚染要因
 1.5 貯槽の材質
 1.6 貯槽の構造・条件
 1.7 無菌維持管理
 1.8 貯槽の失敗例
2. 配管
 2.1 配管素材
 2.2 用途毎の配管
 2.3 配管の条件
 2.4 配管の失敗例

第9章 水質検査から水質測定へ
1. USPのおおきな改訂
 1.1 USP(米国薬局方)のおおきな改正
2. JP16改正骨子
 2.1 JP16改正内容
 
第10章 導電率測定
1. 導電率測定
 1.1 導電率とは?
 1.2 導電率計の使い方
 1.3 一律管理の利点と危険

第11章 TOC測定
1. TOC測定への一般概念
 1.1 TOCとは何か
 1.2 水源の有機汚染指標
 1.3 ThODとTOD
 1.4 TOC測定のニーズ
 1.5 超純水中のTOC測定
2. 製薬用水のTOC測定
 2.1 製薬用水と不純物
 2.2 水質管理
 2.3 JPにおけるTOC記述(JP15まで)
 2.4 JP16におけるTOC記述要約
 2.5 USPにおけるTOC測定目的
 2.6 USPとJPにおけるTOC測定範囲に関連して
 2.7 リアルタイムリリース試験へのTOC測定対応
 2.8 センサーの比較試験
 2.9 TOCを測定することの意義
 2.10 製薬用水基準値への提案
 
第12章 バリデーション
1. バリデーションの考え方
 1.1 考え方
 1.2 バリデーションの用語
 1.3 GMPと水システム
 1.4 水システムとバリデーション範囲
 1.5 機能を確認する法
 1.6 バリデーションのまとめ
2. 水システムとCSV
 2.1 新ガイドラインへの経緯
 2.2 新ガイドラインの目的
 2.3 キイワード
 2.4 カテゴリー分類
 2.5 製薬用水設備は?
 
第13章 単位機器フローの変遷とケーススタディ
1. 注射用水製造フローの変遷
2. 精製水装置のケーススタディ
 2.1 殺菌方法
 2.2 設備費と運転費用について
3. RO膜とUF膜比較
 3.1 無菌化技術
 3.2 膜法の役目と捕捉微生物排除法
 3.3 超ろ過としてのRO膜とUF膜比較
 3.4 UF膜が優れる理由
 
第14章 細菌管理と無菌試験
1. 精製水の細菌管理と必要性
2. 殺滅方法と装置毎の対応
 2.1 殺菌剤利用法
 2.2 熱水殺菌法
 2.3 混床式イオン交換塔の場合
 2.4 ROの場合
 2.5 EDIの場合
 2.6 考え方の経緯
3. 生菌数測定
4. 無菌試験法・無菌保証・パラメトリックリリース
 4.1 無菌試験法 
 4.2 無菌性保証・パラメトリックリリース
5. エンドトキシン試験法
 5.1 Pyrogen試験
 5.2 エンドトキシン試験
6. 注射用水の無菌維持管理と汚染防止
 6.1 注射用水と無菌
 6.2 蒸留器による無菌化
 6.3 膜処理の役目と問題点
 6.4 無菌維持管理
 
第15章 蒸留器のチャレンジテスト結果
1. テスト目的
2. テスト方法
3. テスト結果
4. 考察
5. 結論

第16章 実稼動装置の水質調査例
1. サンプリングポイント
2. 水質分析項目
3. 膜処理水と蒸留水の水質

第17章 製薬用水GMPと査察対応
1. GMPと国際調和
2. PIC/S加盟後の方向性
 2.1 PIC/Sって何?
 2.2 PIC/S査察
 2.3 3極→WHO→PIC/S
 2.4 今後水質保証へ求められる視点
 2.5 水質管理とRTRT法
3. 3極調和とWFI製造方法の差異
 3.1 日本薬局方
 3.2 米国薬局方
 3.3 欧州薬局方

番号:BA130401

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