2018年7月18日「『アワビ陸上養殖の現状と展望セミナー』セミナーリポート/情報機構
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トップ講師コラム・取材記事 一覧> 「アワビ陸上養殖の現状と展望セミナー」セミナーリポート




2018年7月18日
『アワビ陸上養殖の現状と展望
〜アワビやその他魚種の陸上養殖および
半閉鎖循環養殖の取組事例〜』

セミナーリポート


講師
 鹿児島大学 水産学部特任教員 名誉教授 水産学博士 門脇 秀策 先生
 株式会社プレスカ 専務取締役 佐藤 順幸 先生
 主催 情報機構
過去開催日時 2018年7月18日(水)
会場[東京・東陽町]江東区産業会館2階第4展示室

■はじめに
 本セミナーでは、アワビ陸上養殖の現状と展望を解説し、陸上養殖システムの特長を中心に、養殖管理技術の基本となるアワビの生理と水質環境、海藻餌飼料を詳説し、事業化のポイントについて現在注目されている初期投資を抑えた事例や、海外での具体例を交えながら、「養殖アワビの付加価値を高める6次産業化に向けた商品開発」を紹介します。
 また、必要な機器についても、導入事例と一部デモンストレーションを交えながら原理、特長、そして間違いのない機器選定をするためのポイントを解説します。ファインバブルと低塩分飼育、アワビ養殖では最も重要な種苗について解説し、さらに、現在取り組んでいるアワビ以外の「陸上養殖」プロジェクトも紹介します。

■講師紹介
 本セミナーでは2名の講師にご講演を頂きました。
 第1部の門脇先生は様々な養殖業の研究を行っており、アワビの陸上養殖には10年以上も前から取り組んでいらっしゃるため養殖自体についても、アワビの陸上養殖についても、大変豊富な知識をお持ちの先生です。
 第2部の佐藤先生は、養殖では必要不可欠な機器の研究開発に長年携わり、閉鎖循環式アワビ養殖システムなどの設計、技術指導を中心にご活躍されている先生です。

■講座紹介
 弊社では毎年7月に門脇先生・佐藤先生両名による陸上養殖セミナーをお願いしており今回で5回目のご講演となりますが、受講された皆さまは、先生方のご経験や陸上養殖に関わっている生の声に強い関心を抱かれ、毎回大変たくさんのお問い合わせや好意的なアンケート結果をくださっています。

bioinformatics


 門脇先生ご担当の第1部では初めに陸上養殖の概要やアワビの生態を学び、アワビにとってどのような環境がよいとされるのかなど、陸上養殖を始めるための基礎知識を身につけます。

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 基礎知識の後は、『実際にアワビの陸上養殖に携わっている門脇先生ならでは』という講義になっています。
2006年より行われている様々な手法の概要やコスト、何故その手法ではうまくいかなかったのか、といった続けていく中で生じた問題点、それに対して現在の技術でアプローチするならばどのような方法があるのか。大変実務的な講義をして頂きました。

 第1部終了後の質疑応答では、多くの方がご質問され、それを受けて門脇先生のご経験が随所に盛り込まれた回答をして頂くことで、予定していた時間では足りないほどの盛り上がりとなりました。

 佐藤先生ご担当の第2部では閉鎖循環式養殖を始める際に必要不可欠な水処理技術について解説頂きました。

bioinformatics


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 海水を交換することなく、再利用し続けるにはどんな水処理技術を用いるべきなのか、そもそも求められる水質の基準はどこなのか?
 長年機器の設計や開発、そして陸上養殖の両方に携わってきた佐藤先生のご経験や今までのデータに裏打ちされた講義を受け、更に、実際に先生がお持ち下さったデモ機で水が浄化されていく流れを視覚的に学ぶことが出来ます。

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 そして最後に佐藤先生が取り組まれているアワビ以外の陸上養殖、カニやウナギなどのプロジェクトもお話頂き、今回の陸上養殖セミナーは終了となりました。

 講義後に行われた第2部の質疑応答も第1部に負けず劣らずの盛況でした。
 その様子を見ていても、受講後に頂戴したアンケートを拝読しても、機器の設計開発に携わっている方・新規事業として情報収集中の方・既に農業や養殖に取り組まれている方など、業種に偏よることなくご満足頂けたように感じます。

★過去、本セミナーを受講された方の声(一例):
 ・セミナー全体にわたって興味深かった。
 ・新規事業情報の収集のために受講しました。有益な話が聞けました
 ・事業を計画するためやってまいりました。わかりやすくて、ためになりました。
 ・事業化のネタを探すため参加しました。コストパフォーマンスの話が聞けてよかったです。
 ・個別の質問にも真摯に答えてくれて、ありがたかった。

■おわりに
 弊社では本講座以外にも、各所で話題になっている人工知能やバイオ分野、その他様々な講習会の開催、書籍の発刊を多数行っており、皆さまからのお役に立てるようラインナップの拡充に努めております。(弊社の講習会一覧はこちら、書籍一覧はこちらからご覧ください)
 今後も先生方から最新の情報を伺いつつ、皆様のご要望に応えられる講習会・書籍の企画を行っていく所存です。
 何かございましたらリクエストページまでどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

 最後になりましたが、本講座の開催に向けてご尽力くださいました門脇先生、佐藤先生に厚く御礼申し上げます。


※取材依頼等のご要望は以下アドレスまでお願いします。
req_iyaku3@johokiko.co.jp




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